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聖光学院が圧倒的サヨナラ勝ち!「花を摘まれる土」テーマに1点にこだわる選抜高等学校野球

2025-03-22

著者: 陽斗

第97回選抜高等学校野球大会は、5日目に聖光学院(福島)が第2試合で常総学院(茨城)と対戦しました。延長12回、4対3でサヨナラ勝ちを収め、2回戦進出を決定しました。

聖光学院のアルプススタンドでは、600人の応援団が声を張り上げ、選手たちを後押ししました。常総学院に対しては、ミスが光る展開もあり、特に守備の安定感が光りました。野球部主将の美馬優太選手(3年)は「最後に1点勝っていればいい。聖光の圧倒的さを体現してもらいたい」と期待感を表明し、強い戦いを強調しました。

試合は接戦の末、聖光学院が5回を終えた時点で3点をリードしていましたが、常総学院の反撃もあり、9回には同点に追いつかれ、延長戦に突入。しかし、聖光学院は延長12回にサヨナラ勝ちを決める渾身の一打を放ち、会場は熱気に包まれました。

美馬選手は今大会のチームのテーマである「花を摘まれる土」という心情に触れ、「土台がしっかりしていれば、花は咲く。バランスを大切にし、強いメンタルで戦っていきたい」と語りました。本大会における聖光学院のパフォーマンスは選手たちの自信に繋がり、ひときわスタンドの応援によって引き立てられました。

注目選手の美馬選手は今大会中でもさらに成長を遂げており、次戦への意気込みもヒシヒシと感じられます。彼は「この経験を次につなげることが重要だと考えている」と話し、夢の舞台である甲子園を見据えた強い思いを語りました。

今後の試合についても、地区大会からの連戦が続く中でさらなる成長が期待されます。勇気を胸に秘め、聖光学院はさらなる勝利を目指して突き進みます。