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ソフトバンク、Rマルティネスの獲得を見送りへ NPB通算166セーブの守護神 中日との契約満了で獲得調査進めるも総合的判断:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ

2024-11-20

著者: 蒼太

ソフトバンクが、中日のライデル・マルティネス投手(28)の獲得を見送ることが決定した。この決定はNPB通算166セーブを記録した守護神の移籍先として多くの期待が寄せられる中で行われた。

マルティネスは2017年に中日に入団し、成長選手として活躍を続けてきた。彼は18年には配線下登録されると同時に19年には来日初セーブをマークし、20年からはクローザーとして定着。22年には39セーブで初のセーブ王に輝いた。昨シーズンは48試合で32セーブを挙げ、安定した防御率0.39を記録した。

ソフトバンクが今季中に獲得を模索していた中で、マルティネスの契約が満了となり、獲得調査を進めていた。しかし、調査報告により、マルティネスが4年契約であることと、必要な強化を見出せなかったことが要因となり、総合的に判断した結果、獲得を見送ることに決定した。

他球団でもオファーが予想される中、マルティネスの行き先が注目される。特に、国内のFA市場においても彼の獲得を目指す球団が多いとされ、ここまでの実績を評価する声が高まっている。

新たな契約先がどこになるのか、他の選手たちとの競争が影響を及ぼすことも考えられ、今後の動向にも期待がかかる。ソフトバンク側は今後、他の選手で補強策を考えているが、まだ明確な目処は立っていないとのこと。

マルティネスの獲得を見送った理由として、球団関係者は「現状の戦力を鑑みて、より効果的な補強を行うことが必要と判断した」と語った。これにより、ソフトバンクは今年のオフに他の選手選びに注力すると見られている。