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Steamでの物品購入時の注意点とは?「ゲームそのもの」ではない「製品ライセンス」に要注意!

2024-10-11

著者: 愛子

Steamでのデジタル製品購入時に、製品のライセンス購入であると警告する表示が追加されていることが海外メディアから報じられています。

製品のライセンス購入があるという警告表示が追加されたとの報告があり、この表示は日本国内でSteamを利用しているユーザーに向けられています。実際には、Steamにアクセスした場合でも「デジタル製品を購入することは、Steam上で製品のライセンスが提供されます。」との注意書きが表示されています。

最近、クリファイルニア州の法案に対応するための変更が行われていると報じられています。この表示は、2024年9月に米国カリフォルニア州で制定された法案に関連しており、その法案は特定の例外を除き、コンテンツへのアクセス権を提供する形で販売されるデジタル商品について、無制限の所有権が付与されることを禁止し、アクセス権の販売であることを明示することを求めています。

この法案は、2025年にクリファイルニア州で施行される予定ですが、それに先立って全世界的にSteamにおける表示を変更する予定であることが示唆されています。これにより、Steam利用規約では以下のような記述が確認できるようになります。(Steamでダウンロードまたはアクセスするプラットフォームは「本コンテンツおよび本サービス」に含まれます。)

本コンテンツおよび本サービスはライセンス供与されるものであり、販売されるわけではないため、販売されることはありません。ライセンス供与ともに、本コンテンツおよび本サービスに関する権原または所有権が付与されることはありません。

サービス終了や配信停止など様々な問題が取り上げられるデジタルゲーム配信ですが、少なくとも今後、デジタル商品に関する警告が表示されるようになったことは確かです。新たなルールにより、デジタルコンテンツに関する理解が深まることが期待されます。なお、今後の動きについては注目が集まっています。